60の多様な個人・団体が賞創設/お互いに自分の賞をつくって表彰し合う
60の多様な個人・団体が賞創設/お互いに自分の賞をつくって表彰し合う
賞創設者から授賞者へ表彰状と副賞、受賞理由を授与
既存の枠を超えた参加者同士による交流会
今年の「サイエンスデイAWARD」では、昨年度(47の個人・団体)を上回る、60の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などによって、計60賞が創設されました。受賞結果は、7月24日(金)に東北大学カタールサイエンスキャンパスホールにて開催した「サイエンスデイAWARD2015表彰式」で発表されました。当日は、会場いっぱいとなる約200名の方にご出席を賜りました。
サイエンスデイAWARD表彰式では、まず主催者から開会の挨拶があり、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』と昨年度発足した『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』について趣旨説明がありました。
次に、学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ運営委員長の内田龍男さん(仙台高等専門学校校長)、共催者を代表して進藤秀夫さん(東北大学理事)と松田宏雄さん(国立研究開発法人産業技術総合研究所 東北センター所長)が挨拶を述べました。
続いて、一冠受賞団体から順番に受賞結果が発表されました。今年度のAWARDは、計60の賞を計23団体が受賞し、このうち一冠受賞が13団体、二冠受賞が11団体、飛んで、6冠受賞が1団体、8冠受賞が1団体、11冠受賞が1団体がありました。結果が発表されると、賞創設者が受賞者に対して一人ひとり表彰状を手渡し、それぞれの視点からなぜ“よい”と思ったのか、授賞理由が述べられました。また、賞創設者の特徴を活かした副賞もプレゼントされました。それに対して受賞者は、受賞の喜びを語った後、それぞれどのような意図や思いで出展したのか等をスピーチしました。
表彰式に続いて開催された交流パーティーでは、賞創設者と受賞者による、既存の枠組みを超えた交流が行われました。サイエンスデイは、大学や研究機関、企業や官公庁など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんも、積極的な姿勢で質問するようになり、多様な分野の方と交流を深める姿が目立つようになってきました。
これからも「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造」に資することを目指し、『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』として、今後も活動を展開して参ります。ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆さまに、心よりお礼申し上げます。引き続き、皆様のご支援の程よろしくお願い申しあげます。
サイエンスデイAWARD2015表彰式・交流パーティー 開催概要
- 【日時】
- 2015年7月24日13:30~(17:00~19:00交流会)
- 【場所】
- 東北大学カタールサイエンスキャンパスホール
- 【主催】
- 特定非営利活動法人 natural science
- 【共催】
- 東北大学カタールサイエンスキャンパス
- 【会費】
- 交流パーティー:お一人2,000円(飲食費実費。中高生は無料招待)
- 【次第】
- <第1部>サイエンスデイAWARD2015表彰式
1.『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2015』開催報告、及び、『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』について
大草芳江(特定非営利活動法人 natural science)
2.あいさつ(学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティを代表して)
運営委員長 内田龍男さん(仙台高等専門学校 校長)
3.あいさつ(学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ共催団体を代表して)
進藤秀夫さん(東北大学 理事)
松田宏雄さん(産業技術総合研究所 東北センター 所長)
4.サイエンスデイAWARD2015表彰式
司会&写真撮影:特定非営利活動法人 natural science 大草芳江
<第2部>交流パーティー
1. 開会の挨拶
小田浩一さん(宮城県高等学校理科研究会会長)
2.締めの挨拶
青木孝文さん(東北大学 副学長)