お互いに自分の賞をつくって多様な視点から表彰し合う「サイエンスデイAWARD」。今年は計65のAWARDが創設されました。
学都「仙台・宮城」サイエンスデイでは、自分が一番良いと思った出展プログラムに自分の賞をつくって表彰し合う「サイエンスデイAWARD」を2011年から実施しています(サイエンスデイAWARDの趣旨はこちら)。
今年の「サイエンスデイAWARD」では、昨年度(60賞)を上回る、65の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などによって、計65賞が創設されました。
さらに今年から「サイエンスデイ・オブ・ザ・イヤー」もスタート!
(宮城県知事賞、仙台市長賞、JST理事長賞、ベストプレゼンター賞)
さらに10周年を迎えた今年からは、サイエンスデイAWARDの受賞者並びに創設者の中から、その年、最も優れた個人・団体を表彰する、サイエンスデイ・オブ・ザ・イヤーをはじめました。
サイエンスデイ・オブ・ザ・イヤーには、「宮城県知事賞」「仙台市長賞」「JST理事長賞」「ベストプレゼンター賞」の4つの賞があり、下記の通り、それぞれ賞の観点が異なります。
受賞結果は、7月22日(金)に東北大学カタールサイエンスキャンパスホールにて開催した「サイエンスデイAWARD2016表彰式」で発表されました。当日は、会場いっぱいとなる約300名の方にご出席を賜りました。
表彰式では、まず主催者のNPO法人 natural science の大草芳江が開会の挨拶を行い、今年のサイエンスデイの開催結果と、新たにスタートする「サイエンス・オブ・ザ・イヤー」について趣旨とルールの説明を行いました。次に、共催団体を代表して、国立研究開発法人産業技術総合研究所 東北センター所長の松田宏雄さんが挨拶を述べました。
続いて、一冠受賞団体から順番に受賞結果が発表されました。今年度のAWARDは、計65の賞を計29団体が受賞し、このうち一冠受賞が16団体、二冠受賞が7団体、三冠受賞が1団体、五冠受賞が1団体、六冠受賞が2団体、七冠受賞が1団体、8冠受賞が1団体ありました。
なお、今年はサイエンス・オブ・ザ・イヤーを決める1分プレゼンに集中いただくため、事前に受賞結果を発表し、1分プレゼン内容を事前に準備いただくという、新しい実施形態を試しました。
賞創設者は受賞者に対し、それぞれの視点からなぜ”よい”と思ったか、その授賞理由を1分プレゼンしました。その時間内で、賞創設者の特徴を活かした副賞もプレゼントされました。受賞者は、どのような意図でプログラムを実施したか等を1分プレゼンしました。
☆=>> サイエンスデイAWARD2016 受賞結果とコメントはこちら
☆=>> サイエンス・オブ・ザ・イヤー受賞結果はこちら
表彰式に続いて開催された交流パーティーでは、賞創設者と受賞者による、既存の枠組みを超えた交流が行われました。サイエンスデイは、大学や研究機関、企業や官公庁など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんも、積極的な姿勢で質問するようになり、多様な分野の方と交流を深める姿が目立つようになってきました。
今年は、サイエンスデイ・オブ・ザ・イヤー開始に伴い、初めての実施形態で不手際等もあったかと存じますが、皆様のご理解とご協力により、より効果的・効率的な新しい表彰式の実施形態の基盤ができたという手応えを感じております。
これからも「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造」に資することを目指し、『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』として、今後も活動を展開して参ります。ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆さまに、心よりお礼申し上げます。引き続き、皆様のご支援の程よろしくお願い申しあげます。
サイエンスデイAWARD 2016& Scienceday of the year 2016表彰式・交流パーティー 開催概要
- 【日時】
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平成28年7月22日(金)15:00~ 第1部サイエンスデイAWARD表彰式
17:30~ 第2部交流パーティー&Scienceday of the year表彰式(~19:00) - 【場所】
- 東北大学カタールサイエンスキャンパスホール(仙台市青葉区荒巻字青葉6-6)
- 【主催】
- 特定非営利活動法人 natural science
- 【共催】
- 東北大学カタールサイエンスキャンパス
- 【会費】
- 交流パーティー:お一人2,000円(飲食費実費。中高生は無料招待)
- 【次第】
- 【第1部】サイエンスデイAWARD2016表彰式
15:00 ~ 15:05 主催者挨拶
特定非営利活動法人 natural science 大草芳江15:05 ~ 15:10 共催者を代表しての挨拶 ①
産業技術総合研究所 東北センター所長 松田宏雄さん15:10 ~ 17:00 サイエンスデイAWARD表彰式
「Scienceday of the year」1min. プレゼン審査、会場投票
※ 会場投票結果の事務局による集計作業(~18:00)
【第2部】交流パーティー & Scienceday of the year表彰式
17 :30 ~ 共催者を代表しての挨拶 ②
東北大学副学長(社会連携担当) 青木孝文さん共催イベント主催者の挨拶
科学技術振興機構 ( JST ) 事務局長 柴田孝博さん東北大学多元物質科学研究所 所長 村松淳司さん)
乾杯の挨拶
学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ元運営委員長/
東北大学名誉教授/国立高等専門学校 顧問 内田龍男さん)18:00 頃~ Scienceday of the year 審査結果の発表
・宮城県知事賞(東北大学 副学長 青木孝文さん(代理授与))
・仙台市長賞(仙台市経済局産業振興課長 白岩 靖史さん)
・JST 理事長賞(科学技術振興機構 事務局長 柴田孝博さん)
・ベストプレゼンター賞(東北大学 副学長 青木孝文さん)19:00 協賛者を代表しての挨拶
みやぎ産業科学振興基金 理事長 伊藤弘昌さん締めの挨拶
仙台市天文台 台長 土佐誠さん