交流パーティー
7月19日 (火)15:00~東北大学片平さくらホールにて開催された表彰式には、130人を超える方にご臨席を賜りました
今年からの新しい試みとして「サイエンスデイAWARD」を企画しました。学都「仙台・宮城」サイエンス・デイに出展された各プログラムの中から、あなたが”よい”と思ったものを、個人・団体を問わず表彰するものです。(サイエンスデイAWARDの創設目的についてはこちらをご覧ください)
一般的な科学や技術のコンクールは、その成果を評価します。しかし、サイエンスデイAWARDは、その結果に至るまでの”プロセス”が、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資するか、すなわち、科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢といった視点から評価します。
表彰式では、各受賞者が発表され、各賞新設者からは、表彰状と受賞理由が贈られました
”よい”科学や技術とは、そもそも何か?そこには、さまざまな視点があります。そこで、サイエンスデイAWARDでは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体を問わず、誰でも賞を新設することができることとし、審査会場を、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』として一般公開するなど、開かれた審査を行いました。
今年度は、計25の個人・団体が賞を新設し、計30賞 がつくられました。うち当日申込が8賞(小学生:1件、中学生:1件、高校:4件、大学院生:1件)でした。賞新設者各位に心からお礼申し上げます。
「感動をありがとうで賞」を新設した小学6年生の板橋君は、学校が終わってから会場に駆けつけてくれました。
7月19日(火)15:00~東北大学片平さくらホールにて開催された表彰式には、会場いっぱいとなる130人を超える方にご臨席を賜りました。表彰式では、各受賞者が発表され、各賞新設者からは、表彰状と受賞理由が贈られました。計19団体が受賞し、一冠受賞が13団体、二冠受賞が3団体、三冠受賞が1団体、四冠受賞が2団体ありました。各受賞者の皆様、誠におめでとうございます。
「流体科学研究所長賞」の副賞について説明する東北大学流体科学研究所長の早瀬さん
サイエンスデイAWARDは、”よい”プロセスを誰もが共有できるよう、その”よさ”を第三者の視点から残すことをめざしています。実際に、賞新設者の視点は想像以上に多様であり、主催者としても受賞理由を伺いながら、そのプロセスの”よさ”に改めて気づかされる場面も多かったです。
また、各賞新設者の皆さまからは、その特長やスタンスなどがあらわれる副賞を、それぞれご用意いただきました。特別出前授業券やプロクラム開催権、講師依頼や共催権、施設やイベントなどへの招待券、オリジナル製品など、ユニークな副賞がそろいました。
交流パーティーの様子
相互理解なくして、真の連携は生まれ得ません。お互いの”よさ”を褒め励まし合うことが、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、とても大切なことであると我々は考えております。
表彰式に続いて、交流パーティーを開催いたしました。サイエンス・デイは、大学・研究機関、企業など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんにも、この機会に様々な方と交流を深めていただきました。
大学・研究機関、企業など、サイエンスデイに関係する様々な人と交流する中高生たち
“よい”科学や技術とは、そもそも何か。サイエンスデイAWARDは、参加する一人ひとりがそれを考え、自由に提案することを通して、心豊かな社会を模索し創造する場となることを、これからもめざしていきます。
サイエンスデイAWARD2011表彰式・交流パーティー 開催概要
日時 | 2011年7月19日(火)15:00~表彰式、17:00~交流パーティー |
会場 | 東北大学片平さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1) |
主催 | 特定非営利活動法人 natural science |
共催 | 東北大学、産業技術総合研究所東北センター |
会費 | 2,000円(交流会実費、中高生は無料) |
式次第 | 第1部 サイエンスデイAWARD表彰式 (於:さくらホール2階会議室) 15:00~開会の挨拶 :主催者挨拶(NPO法人 natural science 大草芳江) :共催者挨拶(東北大学理事 数井寛 さん) :共催者挨拶(産業技術総合研究所 東北センター所長 原田晃 さん) 15:15~「サイエンスデイAWARD」表彰式 (25団体・個人から計30賞) 16:55~閉会の挨拶 (NPO法人 natural science 大草芳江) 第2部 サイエンスデイAWARD交流パーティー (於:1階エントランス) |