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サイエンスデイ2012

開催報告

  • 概要
  • アンケート結果(おとな)
  • アンケート結果(こども)
  • 主な掲載・放映実績
  • 20121105-1

     『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』は、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、普段なかなか実感する機会の少ない科学や技術の"プロセス"を子どもから大人まで五感で感じられる場づくりを目指し、2007年から毎年7月に開催している体験型科学イベントです。

     6回目を迎える今年も、共催団体として、東北大学ならびに独立行政法人産業技術総合研究所東北センターに多大なるご協力を賜りました。また本趣旨に賛同する大学・研究所や企業、行政や学校など、昨年度を上回る93団体(昨年度:76団体)にご出展いただき、それぞれの科学の"プロセス"を形にしていただきました。

     当日の7月15日(日)は、東北大学川内北キャンパス講義棟まるごと会場となり、計82(昨年度:68)プログラムが実施され、6,311人(昨年度:5,811人)の方にご来場いただき、大盛況のうち無事終了することができました。ご出展者・ご来場者各位ならびにご協力いただきました関係諸団体に、心から御礼申し上げます。

    → 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2012の出展プログラム一覧はこちら

    【出展規模】

    ●出展者数(1日間):93団体(昨年度:76団体)
    ●プログラム数(1日間):82プログラム(昨年度:68プログラム)
    ◇クローズ型:34講座・計105回実施(昨年度:27講座・計86回実施)
    ◇オープン型:48ブース(昨年度:41ブース)

    【来場者数】

    日  付:7月15日(日)
    天  候:雨 時々 曇(最高気温26℃)
    対  象:こども~おとな
    来場者数:6,311人(昨年度:5,811人)


    サイエンスデイAWARD2012表彰式・交流パーティー開催!受賞者決定!!

     『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』では、あなたが"よい"と思った出展プログラムに対して、自分の賞をつくって表彰する取組み「サイエンスデイAWARD」を行なっています。"よい"科学や技術とは、そもそも何か?そこにはさまざまな視点があります。サイエンスデイAWARDは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体問わず誰でも賞を創設できることが、最大の特徴です。

     今年の「サイエンスデイAWARD」では、昨年度(25の個人・団体)を上回る、34の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などが、のべ37賞をつくりました。審査結果は、7月27日(金)に東北大学片平さくらホールにて開催した「サイエンスデイAWARD2012表彰式」で発表されました。当日は、会場いっぱいとなる約140名を超える多くの方に、大変お忙しい中、ご出席を賜りました。

     今年は計22団体が受賞し、そのうち一冠受賞が14団体、二冠受賞が5団体、三冠受賞が1団体、四冠受賞が1団体、六冠受賞が1団体ありました。表彰式では、賞創設者から受賞者に対して、それぞれ賞状と授賞理由、副賞が授与されました。表彰式に続いて開催された交流パーティーでは、賞創設者と受賞者ら関係者による、既存の枠組みを超えた交流が行われました。

     ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。引き続き、皆様のご支援のほどよろしくお願い申しあげます。

    「サイエンスデイAWARD2012 表彰式・交流パーティー」の開催報告はこちらをご覧ください

  • ① あなたが「おもしろい」と思ったプログラムへの応援メッセージをお願いします

    • (東北大学GCOE 宇宙の部屋)木星の周りを62個もの星が回っていることや、イオや電波を発している惑星があることなど楽しく学ぶことができました。また新しい発見を知りたいと思いました。(女性40代会社員)
    • (東北大学GCOE 宇宙の部屋)62個の衛星一つ一つの色がちがくてとてもきれいでした。木星の周りの62個の衛星から音が聞こえるものや熱を持っているものを探すのはとても面白かったです。これからも頑張って下さい。(女性10代学生)
    • (東北大学 宇宙)隕石を金属の入れ物に閉じ込めて圧力をかけてアミノ酸を取り出す(地球に落下する時の再現実験)。Thank you. (40代主婦)
    • (隕石の部屋)イトカワから持ち帰った粒子の解析はすごく気になっていたのでわかってよかった。詳細に教えてもらえてよかった。(男性20代学生)
    • (宇宙の部屋)木星プログラムで新たな一面を知れて面白かった。(男性10代学生)
    • (東北大学GCOE 未来を探しに行こう)クイズラリー、よかったです。(女性30代主婦)
    • (宇宙の部屋)星の砂、ありがとうございました。難しそうだと思いましたがわかりやすくヒントを出していただいて頑張れました。木星と土星に月が60個以上あることを初めて知りました。(女性30代主婦)
    • (東北大学 GCOE 微化石)珍しい物を見せてもらいました。ありがとうございました。もっともっと珍しい物を見つけて下さい。でっかい画面で見せて下さい。(50代公務員)
    • (東北大学GCOE 微化石)きれいです。これが研究への情熱となるのですね。(男性40代会社員)
    • (東北大学GCOE)顕微鏡でプランクトンを見たり黒曜石の加熱の実験が面白かったです。(女性10代学生)
    • (東北大学GCOE 感じよう!海と大気の力)水圧実験とても面白かったです。(女性30代主婦)
    • (東北大学 GCOE 海と大気の部屋)誕生日の天気図は興味深かったです。親から「雪が降っていた」と聞いていましたが、実際どうだったか知れてよかったです。(女性10代学生)
    • (東北大学 水は何度で凍る?)とても面白かったです!凍った後にとんがりができるのにはビックリしました。(女性40代主婦)
    • (東北大学 雪の結晶をつくろう)雪の結晶をつくろうは、子供達が非常に面白くなかったと言っておりました。説明がよくわからない小さい子供達が無法状態で、後ろの人は全く見えなかったそうです。(女性40代教員)
    • (日本無線)ラジオの組み立て、楽しかったです。音が出た時に感動しました。これからも頑張って下さい。(40代)
    • (宮城県石巻工業高校 天文物理部)子供がとても喜んでいました。(男性40代会社員)
    • (宮城県石巻工業高校 天文物理部)子供がとても楽しかったです!(女性30代)
    • (宮城県石巻工業高校 天文物理部)子供達が「液体の不思議を見てみよう」のコーナーをとても気に入っていました。初めてのスノーボール作りも体験し、とてもいい思い出になりました。(女性30代会社員)
    • (宮城県石巻工業高校 天文物理部)子供達が大変喜んでいました。Good job! (男性40代教員)
    • (東北大学 未来情報産業研究館)すごく楽しかったです!次回も来て下さい。(男性10代学生)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)丁寧に説明をしていただきありがとうございました。(男性40代研究員)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)小学生の子供にとてもわかりやすかったです。4年のこうたさん、ありがとう。楽しかったです。(女性40代)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)ミサンガ作り、楽しかったです。来年も参加型のイベントお願いします。(女性40代主婦)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)ミサンガ作り、久しぶりに作って楽しかったです。(女性30代主婦)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)部員の方が優しく丁寧に教えて下さりありがとうございました。(女性30代主婦)
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)体験ブースが多くてとても面白かったです。これからも頑張って下さい。(10代学生)
    • (宮城県立仙台高等技術専門校)初めて体験しましたが、待っている人も一緒になって応援してよかったです。楽しめました。(主婦)
    • (宮城県立仙台高等技術専門校)イライラ棒、楽しかったです。(女性30代主婦)
    • (宮城県立仙台高等技術専門校)今日初めてイライラ棒をして、並んでいる人も多く楽しかったのでこれからも応援したいです。(男性10代学生)
    • (仙台高等専門学校)楽しかったです。頑張って下さい。(男性40代会社員)
    • (仙台高等専門学校)オーディオアンプ製作はよかったです。わかりやすく説明してもらってよかったです。(男性30代会社員)
    • (仙台高等専門学校)空気の動き、不思議なところがとても楽しく子供に伝わっていました。実際に体験できたり、お兄さんお姉さん方が優しくとても親しみやすい催しでした。以前、学校行事で拝見したことがありましたが、今回も楽しかったです。また参加したいです。若くてとても雰囲気がよく好感が持てました。(女性40代主婦)
    • (仙台高等専門学校)色々な実験をわかりやすく解説していたと思います。揚力についてもわかりやすかったです。(男性40代会社員)
    • (仙台高等専門学校)電動自動車が子供が喜んでいました。(男性40代会社員)
    • (仙台高等専門学校)スピーカー付きアンプを作るのが楽しかったです。優しく教えてくれてありがとうございました。小2 ゆーり より。(女性40代主婦)
    • (仙台高等専門学校)テレビで見ていたロボットが見られて楽しかったです。今年も頑張って下さい。(女性50代主婦)
    • (仙台高等専門学校)ロボコンのすごさがわかりました。(60代教員)
    • (仙台高等専門学校)ハンダ付け、とても楽しかったです。お土産もとても嬉しいです。(女性10代学生)
    • (仙台高等専門学校)次回は高音質をお願いします。(40代)
    • (仙台高等専門学校)わかりやすく面白く興味を持って参加しました。学祭にも行ってみたいと思います。あるのかな?(女性30代パート)
    • (東北学院大学 工学総合研究所 ナノ材料工学研究部門)一番おもしろかったです(女性40代主婦)
    • 関心もあります。子供の好奇心を引きつける内容だと思います。(40代会社員)
    • (仙台市天文台)次は天気になりますように。(男性40代会社員)
    • (東北大学 サイエンス・エンジェル)とてもわかりやすい説明で子供も理解できたと思いました。(男性40代会社員)
    • (東北大学 サイエンス・エンジェル)説明がとてもわかりやすかったと思います。ストラップ大事にします。(女性40代看護師)
    • (ODAプレーン愛好会)大人の私でもとても楽しめました。これからもどんどん続けて下さい。(男性30代会社員)
    • (ODAプレーン愛好会)よく飛ぶ飛行機を作り、子供が大変喜んでいます。ありがとうございました。(女性40代主婦)
    • (仙台管区気象台)天気予報は生活情報として捉えていたのですが、一緒に参加した子供が実は天気の話が好きだったことに気づきました。ありがとうございました!私自身も勉強になるお話ばかりでした。模型で見ると文章(教科書)で読むよりわかりやすいです!(女性40代主婦)
    • (仙台管区気象台)雨量の測り方が密かに気になっていたので、今回知る事ができとても感動しました!子供も簡単に参加できるプログラムや家庭でもできそうな装置もよかったです。(女性30代事務員)
    • (仙台管区気象台)子供の夏休みの自由研究にぴったりの展示が参考になりました。(40代)
    • (仙台管区気象台)とってもわかりやすい説明ありがとうございました。これからの生活に役立てていきたいです。とっても楽しかったです。(男性10代学生)
    • (宮城県仙台第二高等学校 物理部)今年も見に来ました。某元物理部部長の者です。今年も中々面白かったっす!次回はぜひもっとアグレッシブな物をやりましょう。(10代学生)
    • (仙台二高の声が空気を伝わる話をしてくれたお兄さん)音が波になってることをわかりやすく見せてくれた。楽しかったです!もっといろんな音を何種類かやってくれると、もっと面白いと思います。(30代会社員)/
    • (東北大学 理学研究科 原子核物理研究室)子供達だけでなく私も大変楽しく参加させていただきました。来年も期待してます。(女性40代主婦)
    • (東北大学 理学研究科 原子核物理研究室)霧箱つくりは幼稚園の子は意味もわからずとても危ない様子だったので、年齢制限(小3くらい0)をすべきだと思いました(液体窒素を触ろうとしてました)。事故が起こってからでは遅いので気をつけた方がよいと思いました。作ったものを最後にバラバラにしていました。周りの人がハラハラしてしまいました。(女性40代教員)
    • (仙台市青葉少年少女発明クラブ)金メッキの方法を身近で見て感じることができました。ありがとうございました。
    • (宇宙航空研究開発機構JAXA 角田宇宙センター)担当者がよかったです。(男性30代研究員)
    • (宇宙航空研究開発機構JAXA 角田宇宙センター)先生面白かった。(女性30代主婦)
    • (宇宙航空研究開発機構JAXA 角田宇宙センター)身近な物で楽しい作品が作れ、子供がとても喜んでいました。角田宇宙センターにも足を運んでみたいです。新しいロケットの研究、頑張って下さい。(女性40代主婦)
    • (JAXA角田宇宙センター)楽しかったです。(40代会社員)
    • (JAXA)一番おもしろかったです(女性30代主婦)
    • (宮城県水産技術総合センター)ナマコが触れて楽しかったです。カレイが可哀想でした。(男性20代学生)
    • (宮城県水産技術総合センター)磯の生物を直接触れてみる機会はなかったので、子供はとても楽しく新鮮だったらしくそこから離れようとしませんでした。このように生き物(海洋生物など)に触れるチャンスを色々な所で得られれば嬉しく思います。ありがとうございました。(女性40代公務員)
    • (JR東日本)エコソーラーのゲームがとても楽しくて思いっきり遊べました。(女性10代学生)
    • (JR東日本)走ってくれてありがとう。(男性)
    • (JR東日本)ソーラーパネルで動くのが楽しかったです。(女性30代主婦)
    • (仙台市太白少年少女発明クラブ)「クリップモーターを作ろう」に参加させていただきありがとうございました。部品を一から手作りする楽しさ、道具を工夫して使う知恵、できあがった時の充実感、とても貴重な経験になりました。(女性30代主婦)
    • (東北大学 生命科学研究科 NEXT Programチーム)説明がとてもわかりやすかったです。顕微鏡を使ってニワトリの体をよく観察できよかったです。瓶に入ったニワトリ、魚もきれいでした。ありがとうございました。(女性10代学生)
    • (東北学院榴ヶ岡高等学校)剣で戦うラジコンが楽しかった。(女性30代)
    • (宮城県立白石高等技術専門校)テトリスがとても面白かったので、また色々なパズルゲームを作ってみて下さい。(男性10代学生)
    • (東北大学 金属材料研究所 松岡研究室)三原色も含めていて楽しかったです。(男性50代教員)
    • (弘進ゴム株式会社)スーパーボール作れてありがとう。(女性30代)
    • (東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 AIMR)とても子供にわかりやすい実験でした。(女性30代会社員)
    • 大人まで楽しめる内容でした。ちょっとした雑学を教えてもらった感じ...。(会社員)
    • (NPO法人 natural science)子供がとても楽しそうに体験していました。今後も参加させてみたいです。ありがとうございました。(女性30代教員)
    • (株式会社日立東日本ソリューションズ)プログラム進行中もとてもよいチームワークで素敵でした。(女性30代主婦)
    • (東北大学 生態適応GCOE)オリガミバードを通して生物の進化を見れて面白かったです。(20代学生)
    • (東北大学生態適応GCOE)カードゲームで楽しくできたのよかったです。(男性10代学生)
    • (東北電力株式会社)おもしろかったです(40代)
    • (東北工業大学高等学校)高校生なのによく頑張っていました。大人になっても頑張って下さい。(40代会社員)
    • (東北大学 流体科学研究所)とても子供にもわかりやすく体験しやすく説明して下さいました。ありがとうございました。(女性40代教員)
    • (株式会社東栄科学産業)コンパクトな電顕を初めて見てとても面白かったです。(女性40代教員)
    • ロボット関連全般、おもしろかった(30代会社員)
    • (東北大学 生まれ変わる水たち!~水と微生物~のダンガリーシャツのお姉さん)とても親切で可愛かったです。大学が身近に感じられたようです。ありがとーを観てみよう!)親子共に楽しかった!ためになった!今年の一番です。(女性40代主婦)

    ② 次にやってみたいことや気づいたことをかいてください。

    • 貴重な体験が1日だけですと回りきれないのでその点が残念です。(女性40代主婦)
    • スライドの内容が印刷されたプリントがあるとわかりやすかったです。(女性10代学生)
    • 早めにチラシを学校で配布してほしい。申し込みが遅くなった。(女性30代)
    • 昨年参加して楽しかったのでHPを見て開催日を調べていました。低学年の子供も参加できるプログラムがもう少しあると嬉しいです。また来ます!(女性40代主婦)
    • 仙台駅前のバス乗り場の場所がプリントにも書かれていると来る時に助かります。(女性30代主婦)
    • 昨年も参加したのでチェックしてました。(女性40代看護師)
    • 幼稚園児でも予約で参加できるのが嬉しい。(女性30代)
    • ちょっと内容が難しかった。子供向けにもう少しわかりやすくしてくれると嬉しいです。(30代)
    • 説明用の簡単な資料が少しでもある所はわかりやすく、あとで思い出すのに便利ですので、できれば全部の展示に配布資料があるとよいと思いました。(60代教員)
    • 人気のある作り物は並ぶ場所をわかりやすくしてほしい。(女性40代主婦)
    • 外でも楽しめる講座があればOK!(40代会社員)
    • 子供(小学生)には難しすぎる言葉が多かったので、もっともっとくだけたわかりやすい説明が必要かと思いました。(女性30代研究員)
    • できれば出店がほしいです。(男性30代会社員)
    • お昼を持って来なかったので売店がたくさんあるとよいです。(女性40代)
    • どこかに全体などがわかるマップがあるといい。(男性10代学生)
    • もっと新聞で宣伝してはどうですか。(女性30代パート)
    • 仙台駅との間にバスがもっとあれば。(女性40代主婦)
    • 教室の外でも宣伝活動があるともっとわかりやすいと思った。(40代)
    • アンケートはパンフレットと一緒に挟んだ方がよいのでは...?(10代学生)
    • 子供の参加が多いのでトイレの清掃を数回してほしい(何カ所か汚れていた)。子供向けの話しかけ方を工夫してほしい(のびのびと作業できるようプレッシャーをかけない等)。(女性60代主婦)
    • もっと工学的な内容を増やしてほしい。(男性20代学生)
    • 禁煙だったことがとてもよかったと思います。(女性40代主婦)
    • ありがとうございました。(女性40代主婦)
    • 大変だと思いますが子供の興味がまだあるうちに毎年希望したい。(女性40代)
    • そろそろかなーと思ってホームページをチェックしていました。1日では見きれない!もっと見たいし楽しみたいのに時間が足りないです。2日間開催を熱望!整理券はいつもすぐいっぱいになるし、フリーのプログラムも面白くて、一つ一つ見ているとあっという間に終わってしまいます。もっと見たかった!(30代会社員)

    ③ ご意見やご感想など、ご自由に書いてください。

    • ハンダ付けの第1回の会にて認定証をもらい、皆さんの前で自分の作品を発表させていただくなど、よい機会だったと思います。(女性40代会社員)
    • 毎年楽しい企画をありがとうございます。(40代)
    • 今年は雨でしたが、涼しくて多くの展示を見ることができて楽しかったです。(男性40代会社員)
    • 印象などもよく丁寧でした。(男性10代学生)
    • このイベントをずっと続けて下さい。(男性40代会社員)
    • 事前予約不要なのに実際は整理券による制限があったので、それならば事前予約制にするべきかと感じました。(男性40代会社員)
    • 楽しかったです。(40代主婦)
    • 行ったの全部面白かったです。また行きたいと思いました。楽しみにしています。(女性10代学生)
    • とても親切にわかりやすく教えていただいて大変嬉しかったです。ありがとうございました。(女性40代主婦)
    • 次回も親子で参加したいと思います。(女性30代主婦)
    • ありがとうございました。(女性40代主婦)
    • 学生の皆さんお疲れ様でした!(女性30代)
    • 昨年始めて来て、子供が一日中夢中で楽しんでいる姿を見て感動。今日の日を心待ちにしていました。1年経ってまた楽しく学んでる姿を見て嬉しく思いました。全体の雰囲気がとてもよく有意義に過ごせました。(女性30代主婦)
    • 楽しくて理科にも興味が増しました。(女性10代学生)
    • また来年もお願いします。(女性30代主婦)
    • 熱心にご指導下さった先生方、ありがとうございました!(女性30代主婦)
    • どのコーナーも子供達に優しくわかりやすく接して下さり、とても感激しました。またこのような機会にぜひ参加させていただきたいと思います。(女性30代会社員)
    • 小学生向けのものが多いようです。もう少し高度に中学生や高校生向けのブースを増やして下さい。とても勉強になるはずです!(女性40代主婦)
    • また遊びに来たいです。(女性30代)
    • 小さい子から高学年の子供達(大人も)皆が楽しめるプログラムがたくさんあって家族で楽しめました。また参加したいと思います。岩手から来たかいがありました。(女性40代主婦)
    • 毎年子供が楽しみにしています。(40代)
    • 実際に色々体験できてとても楽しかったです。(男性10代学生)
    • とても楽しく親子で参加させていただきました。また来年も参加させていただきます!(女性40代公務員)
    • とても楽しかったです。(女性30代主婦)
    • 体験内容の人数制限が厳しいと思う。(40代会社員)
    • 楽しかったです。ありがとうございました。来年来れたら行きたいです。(男性10代学生)
    • 子供が小さければ見せたかったです。孫が出来れば連れて来ます。(女性50代主婦)
    • 色々面白い展示がいっぱいでとても楽しませていただきました。(60代教員)
    • とてもすばらしい機会で来年以降も続けていただきたいです。(男性30代公務員)
    • 毎年楽しみにしております。(男性40代教員)
    • 我家の子供は2年生で少し難しいと感じるような事も、どこのプログラムのスタッフも皆さんわかりやすく根気強く教えてくれたのがとても印象的でした。ありがとうございます。とにかく楽しかったけど...やってみたい講座が全てウェブ上での予約ということが来てからわかり、もう少し当日枠も設けてもらいたいなと思いました。(女性30代)
    • 1年に1回と言わずもっと小規模でもよいのでキャンパスを開放してほしい。(会社員)
    • 楽しかったです。ありがとうございました。(20代学生)
    • とても楽しかったです。黒曜石や星の砂もいただきましたが、その他たくさんの知識もいただきました。ありがとうございました。(女性10代学生)
    • 毎年楽しみにさせていただいています。(女性30代主婦)
    • 毎年生協で食べる物が売り切れて困っている人がいるので、商品量などもう少し考えた方がよいと思いました。(女性40代教員)
    • とてもいい企画だと思います。子供達のために次回も楽しいイベントをよろしくお願いします。(女性30代主婦)
    • また次回も参加したいと思います。ありがとうございました。(女性10代学生)
    • 次回も参加してみたい。(女性30代主婦)
    • 今後も頑張って下さい。このようなイベントに参加したいです。(女性30代主婦)
    • 宝探しが楽しかった。(40代会社員)
    • 学生が披露できる場...いいですね。ありがとうございます。充実した一日でした。(女性30代パート)
    • 子供がとても楽しそうでした。ありがとうございました。(男性50代会社員)
    • パロちゃんを抱っこできて、大人子供共にとても嬉しかったです。(女性40代教員)
    • みんなわかりやすく工夫されていたのでとても楽しめました。運営は大変だと思います。本当にありがとうございました。(女性40代教員)
  • ① あなたが「おもしろい」と思ったプログラムへの応援メッセージをお願いします

    • (産総研)あざらしのロボットがかわいかった。
    • (ODAプレーンのおだ先生へ)今日の工作はとても楽しかったです。今日とばせなかったけど今度飛ばしてみたいです。今日はありがとうございました。
    • (スライム)面白かったです。
    • (イライラぼう)とても、楽しかった。
    • (⑭JR東日本のみんな)今日はとても楽しかったです。来年もそういうのをつくってください。
    • (すいあつのお兄さん)ボールをバンとしたこと楽しかったよ。(海と大気の部屋~水圧の実験のこと)
    • (水と微生物をやっていた人たち)水や微生物には、あまり興味がなかったけど、今日の活動で興味が持てました。これからもがんばってください。
    • (水は何度で凍る?)私は前にアイスがなかったころ、牛乳を冷やして食べたという話を聞きました。その牛乳を冷やして食べるには、氷を使って冷やしますが、氷は0度なので、0度だと牛乳が凍らないので、塩を入れて温度を0度以下に下げていた。という話を聞きました。そういう実験もしてみたいです。
    • (イライラぼう)楽しかったです。
    • (宇宙を探検しよう)アンテナのやつや、惑星のやつがとても分かりやすくて、楽しかったです。
    • (火山の部屋)コーラを例にした説明、わかりやすかったです。
    • (NEC)パペロがかわいかったです。
    • (仙台高専電気システム工学科)オーディオアンプ作りがとても面白かったです。はんだ付けも。めったにできないことだったので貴重な体験として残していきたいです。ありがとうございました。
    • (オーディオアンプ工作教室)オーディオアンプが完成したときうれしかったです。ありがとうございました。
    • (まま)いつも大好きだよ。
    • (鉱物とり)いろいろな鉱物を掘れてとても楽しかったです。
    • (サイエンスエンジェル)DNAのストラップを作れて楽しかったです。少し難しかったけど、できたときにうれしくなりました。
    • (空気の世界を体感)竜巻の起こし方が面白かった。
    • (磯の生物を観察しよう)頑張ってください。
    • (気象台ってどんなところに使っている機械を見てみよう)いろいろなクイズなどが面白かったです。
    • (人工イクラを作ったブース)スライムなどを作ったのが面白かった。それをもらえたのがよかった。
    • (JAXA)かさ袋ロケットが飛んでうれしかった。
    • (東北大学)宇宙の話がとても難しかったけど、分かりやすかった。
    • (探査機を宇宙に送ろう)風船がお湯をかけると縮む実験がおもしろかったです。
    • (液体の不思議を知ろうのお兄さん)分かりやすく教えてくれて、家でも作ってみたい!!と思いました。
    • (システムアイ)また面白いのを作ってください。
    • (コイルと磁石でモータを作ろう)またきますのでくるまでに頑張って下さい。
    • (JAXA)的当てをこれからも頑張って下さい。大きなかさぶくろロケットも作ってみたいです。
    • (日立東日本ソリューションズ)私は「しゃべる絵本を作ろう」に参加して、初めてパソコンがしゃべるまでのことを知りました。それがおもしろかったです。これからも頑張ってください。
    • (きりばこの人)液体窒素で遊ばせてありがとう。
    • (ものづくり講座)教室の皆さんの作品が見たいです。
    • (スピーカーつきオーディオアンプ)スピーカーを作って心に残りました。
    • (青陵中のコウタ)車の作り方を詳しく教えてくれてありがとうございます。
    • (イライラぼう)来年もやってください!
    • (仙台高専リカレンジャー)実験が楽しかったです。空気が引き寄せられるということを知りました。
    • ( ? )音の波長
    • (FLEXIBLE (直感操作でヘリコプタを操縦してみよう))またやりたいです。
    • (生きているを見てみよう)生物が見れたこと。
    • (親子の繋がり遺伝の不思議)ビーズを作る前に「DNAってどんなの?」ということを教えてくれたのでよく分かりました。ビーズを作るときも、やさしく教えてくれてうれしかったです。
    • (ソニー)また来年もやってください。
    • (石巻工業高校 天文物理部)スライムとスノーボールを作るのがとても楽しかったです。来年もぜひやってください。
    • (ラジコンをリモコンで動かしていたお兄さん)お店で売っているようなリモコンじゃなくて、自分たちで作ったリモコンでラジコンを動かしていたのが面白かったです。
    • (びかせき)珍しいものを見せてもらってうれしいです。ありがとうございました。
    • (磁石)とても分かりやすく説明していただいて、磁石のことがよく分かり楽しくなりました。
    • (気象庁)何気ない天気のこと分かりやすく教えてくれてありがとうございます。
    • (海藻押し葉づくり)私はあまり海藻が好きではなかったけど、押し葉作りを通して大好きになりました。ありがとうございました。これからも頑張って下さい。
    • ( ? )頑張ってまたいろんな実験をしてください。
    • (気象庁)とても分かりやすい説明などをそろえてくださりありがとうございます。これからの生活に活かしていきたいです。
    • (はんだ付けを体験してみよう)これからもたくさんの人にはんだ付けを広めてください。
    • (イライラぼう)あと少しだったからイライラ。
    • (仙台青陵中等教育学校 科学部)元素カルタが面白かったです。ありがとうございました。
    • (しゃべる絵本)2時間半あっという間。とても楽しかったです。
    • ( ? )宇宙が面白かった。
    • (かさ袋ロケット)楽しかった。
    • ( ? )バイクが楽しかったです。
    • (渡邊直樹研究室さんへ)鳥の骨をもらったのでうれしかったです。
    • (榴ケ岡高校:ロボットを動かすところ⑮)丁寧に教えてくれてありがとうございました。とても分かりやすかったです。パソコンでやって操作をするのは、少し難しかったですが、うまくできてうれしかったです。それは丁寧に教えてくれたからだと思います。今日は教えてくれてありがとうございました。
    • (59、レーザー光線をまげてみよう)最初は赤い色の電気で水を流すと消えてしまい、緑の色の電気をつけると緑の光がついたのでとても不思議だなと思いました。
    • (お茶を体験)とても丁寧に教えてくれてありがとうございました。最初はとても緊張しました。だけど意外と楽しかったです。
    • (足でこぐ車椅子さんへ)自転車みたいで楽しかった。
    • (気象台ってどんなところ)僕はくものやつを作るときに、お母さんに言われたことは「もっとでっかくすれば、雨降らせられるんじゃない」といわれました。それはできるのでしょうか?
    • (海の放射能汚染)これから食生活のなかで今日授業してもらった内容を活用できればと思っています。とてもわかりやすかったため、来年もやっていただければと思っています。今日はお忙しい中ありがとうございました。
    • (空気の世界を体感してみよう 仙台高専)空気の世界を体感してみように参加しました。空気砲を自分が当たってみて、気持ちよかったです。ブーメランも家で作って見ます。楽しかったし、面白かったです。これからも頑張ってください!
    • (空気の世界を体感してみよう)四角いやつがすごいとおもいました。ブーメランを作るのが楽しみです。上手に作れるといいです。楽しかったです。
    • (ナノ材料工学研究部門)おかげでネオジムの強さが分かりました。ありがとうございます。

    ② 次にやってみたいことや気づいたことをかいてください。

    • もっと大きなものを分解したい。
    • 宇宙のアンテナみたいなのがしたいです。
    • 化石発掘。
    • 大学はとても広いことに気付いた。
    • 氷の実験とイライラぼうをまたやってみたい。
    • 電気バイクにも乗ってみたい。
    • いろいろな元素を組み合わせたり、知りたい。 宇宙のα、β、γ、εなどをもっと知りたい。
    • 砂のアート。
    • ろうそくです。
    • いろいろなものを見れて楽しかった。
    • とても長いゴムを伸ばしてどのぐらい熱くなるか。
    • パソコンの分解。
    • ロボットを見たい。
    • LED体
    • スピーカーつきオーディオアンプづくり。
    • 自分だけのスピーカーを作っちゃおう!
    • 虫歯づくりをやってみたいです。
    • ラジコンヘリコプタをつくってみたい。
    • 風力発電で、扇風機を動かすことをやってみたいです。
    • 飛行機づくりをやってみたい。
    • 自転車をこいで電気をつけたい。
    • ラジオづくり。
    • 夕焼けの実験をやる。
    • ミサンガ。
    • イライラぼう。
    • また紙飛行機を作りたいです。
    • さかなのこと。
    • スライムを作りたい。
    • 大学生の人が、優しく教えてくれてうれしかったです。
    • スライム、磁石。
    • 元素とか化学式とか勉強したいです。
    • はんだ付け。
    • 天気のことをやってみたい。
    • ラジオを作りたい。
    • 予約があまり取れなかったので、 次はいろいろ予約を取って作ってみたい。
    • また美味しい米を科学するに行きたい。
    • 説明が分かりやすくてよかったです。
    • スライムづくり。
    • イライラぼうでリベンジしたい。
    • ラジオづくり。
    • 全部。
    • またきます。頑張れ!
    • 水辺。
    • くるみに金めっきをつけてみようです。
    • ヘリコプタの操縦。
    • 大きいきれいな石を見つけたい。
    • くもつくったこと。
    • 双眼実体顕微鏡で宝探し。
    • 何かを自分で分解する。

    ③ ご意見やご感想など、ご自由に書いてください。

    • とてもためになりました。
    • 今日はとても楽しかったです。プログラムもいっぱいあってとても楽しかったです。
    • 水圧の実験でカップラーメンの容器やピンポール玉が海に沈めたらどうなるか。前で見たからおもしろかった。
    • おもしろかったし、勉強になりました。
    • とても楽しかった。
    • またきたいです。
    • 楽しかった。
    • サイエンスディ2012についてですが、去年、おととしもきましたが、一番楽しかったです。これからもやって頂ければ幸いです。
    • いろんなお店が出ていて今日行かなかったお店もあったので、来年もたくさんのお店に行きたいです!!
    • コイルがとても早く回ったのですごかったです。
    • スライムづくりがとても楽しかったです。上手にかさ袋ロケットを飛ばしたいです。
    • おもしろかったです。
    • 車はあまり進まなかったけど、楽しかった。
    • いろいろやって楽しかった。
    • とても楽しかった。またきたいです。
    • 「大学生はこんな研究もしているんだ」と思いました。いろいろ教えてくれてありがとうございました。
    • 楽しかった。
    • 説明がとても分かりやすかったです。
    • 今日は本当にありがとうございました。
    • またきて見たいです。
    • とても楽しかったです。ありがとうございます。
    • 自分が興味を持つものがあったのでよかったです。
    • サイエンスにきたのは二回目だけど、この前より楽しかったです。
    • 一日では回りきれない。とても楽しいイベントです。
    • 今日はとても楽しかったです。いろんなのを教えてくれました。今日は本当にありがとうございました。
    • 来年の放射線はどうなっているのか知りたいので、来年も開催していただけるのを待っております。
    • 勉強になりました。
    • 分解が、熱中できて楽しかった。
    • 今日はとても楽しかったです。また、こういうことを教えてください。皆さんとても教え方が上手でとてもうまく作れたりしました。
    • ここにきてとても楽しかったです。来年もきてまた楽しい活動をしたいです。

開催趣旨

 社会がグローバル化する中、我が国の科学技術研究および産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」の基盤を揺るがす深刻な問題として、子どもたちの「理科離れ」が叫ばれています。「理科離れ」は単に「個人的に理科が嫌い」という問題ではなく、理科を学ぶ過程で本来養われるはずの知的好奇心や論理的思考力などの低下を意味しています。その結果として、文理問わず高等教育を理解できない学生が増大し、大学教育の質の維持が著しく困難に陥っているというかたちで問題は顕在化しており、もはや「理科離れ」問題は、国民全体における知の問題、すなわち社会的リスクであると捉えられています。

 これらの社会的背景に、社会の細分化・複雑化に伴い、個々は専門家に任せ、結果だけを利用するブラックボックス化が進んだことがあります。その結果、わたしたちは効率性と引き換えに、本来そこにあるはずの【結果に至るまでのプロセス】を実感する機会を失ってきました。しなしながら【結果に至るまでのプロセス】にこそ、我が国が科学技術創造立国として国際社会の中で存在感を示し、なおかつ、わたしたちが心豊かな社会を創造するために大切な営みが隠されているはずです。特定非営利活動法人natural science では、この【結果に至るまでのプロセス】の見えない危機こそが、個人・地域社会・国レベルでの問題の本質的な原因と捉え、そこから解決策を見出していきます。

 そもそも科学と言うと、「客観的で既に完成された完璧な体系」といった結果のイメージが先行しがちです。しかし、当然のことながら、それら科学をつくるのは人であり、試行錯誤のプロセスがあり、そこには人の思いがあります。それら一つひとつの思いは共鳴し合うことで大きくなり、私たち一人ひとりが困難に立ち向かい、心豊かな社会をつくる原動力となることは、たとえどんなに大きな環境の変化があっても変わらないはずです。特定非営利活動法人 natural science は、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、「科学」を切り口に【結果に至るまでのプロセス】を可視化・共有化する場として機能することを「科学で地域づくり」と位置づけ、オリジナル科学教育プログラムの開発・実施のほか、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を企画・運営しています。

 『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』は「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、「科学の【結果に至るまでのプロセス】を子どもから大人まで五感で体験できる日」をコンセ プトに、古くより「学都」として知られる仙台・宮城の地において、2007年から毎年開催している科学イベントです。既存の枠を超えた大学・研究所や企業・行政など、約100団体のご協力のもと、研究者や技術者らによる多様な【結果に至るまでのプロセス】を、普段科学に触れる人も触れない人もどなたでも体験できるプログラムを同会場で一斉実施しています。

 また本イベントでは、来場者や出展者が「おもしろい」と思ったプログラムに対して、自分の賞をつくって表彰する取組み「サイエンスデイAWARD」を行なっています。賞は、複眼的な視点から表彰できるよう、個人・団体を問わず誰でもつくることができ、後日開催される「サイエンスデイAWARD表彰式・交流パーティー」にて、賞状と副賞を授与します。科学って、そもそもなんだろう?―サイエンスデイAWARDは、参加する一人ひとりがそれを考え、自由に提案することを通して、心豊かな社会を模索し創造する場となることを目指しています。

 そもそも人は自分がおもしろいと思ったことを形にしたいと思う存在です。そして、それを他人に理解されれば嬉しいです。この認識に立つ時、科学は人の本性に根ざすものとなり万人のものとなるでしょう。こうした共感の輪を生みだす場となることが、次、その次に登場する科学や技術が継続的に生み出され、さらに心豊かな社会が達成されていく土壌となるはずです。知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、皆様のご参加をお待ちしております。

特定非営利活動法人 natural science


企画概要

〜科学のプロセスを五感で感じる ・ 科学で地域が見える〜

五色のサイエンスの文字は、「五感で感じること」と「科学の多面性」を表しています。また黒箱は、「ブラックボックスを開けること」と「多様な主体が一堂に集う場」を表しています。

 社会の成熟化に伴い、科学や技術はブラックボックス化し、わたしたちは便利さと引き換えに、科学や技術の"プロセス"を五感で感じる機会を失ってきました。しかしながら、科学や技術のもたらす"結果"のみを一方的に享受するだけの姿勢では、科学離れや科学リテラシー不足などの社会的リスクを回避することはできません。

 ならば、ブラックボックスを少しだけ開けてみて、科学や技術の"プロセス"を五感で感じられる場を地域につくりましょう。仙台・宮城は古くより学都として知られ、大学や研究所、企業などが地域の中に密集し、科学や技術が生活と隣り合わせで存在している地域です。この地域の特性を活かし、「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、大人も子どもも、普段科学に触れている人も触れていない人も、科学や技術の背景にある"人"や"プロセス"を自らの五感で感じられる場として、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を毎年開催します。

 『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』開催を通じて、「科学」を切り口に地域を再発見し関係性再構築の場として機能することで、よりよい地域社会の実現を目指します。

ステップと期待する効果

ステップ① 科学の"プロセス"を体験

 各出展団体の現場の"人"が「おもしろい」と思う"プロセス"を形にした体験型プログラムを通じて、普段なかなか実感できない"プロセス"を体感することで、子どもから大人まで各人各様の感じ方から自然な形で興味・関心が喚起される。

ステップ② 研究者や技術者等の現場の"人"との対話

 喚起された興味・関心は各人各様であり、それぞれの人が「知りたい」と思うところから、研究者や技術者等の現場の"人"との対話を通じて、各自が興味・関心を深めることができる。

ステップ③ 年間を通じた科学イベントへの参加

 本企画は地域の多様な主体の取組みによって構成されている"見本市"的な役割も担っているため、本企画参加時に参加者が会員登録できるしくみをつくる(参照:今年の新しいポイント)ことで、年間を通じて、地域で開催される各出展団体の取組み(一般公開や市民向け講座など)に参加者が継続的に参加できる環境を整える。

ステップ④ 生活の中で関連事項と遭遇

 本企画は地域資源で構成されているため、本企画終了後も、市民が普段の生活の中で関連事項と遭遇する機会は多い。これまで何気なく利用していた製品や成果等の"結果"を見ても、本企画をきっかけに、その背景にある"プロセス"も想像でき、興味・関心が継続し、身近に感じられる効果が期待される。

ステップ⑤ 毎年恒例イベントとして参加

 毎年開催により認知度は高まりつつあるが、今後も地道に連携機関を増やし、地域の毎年恒例イベントとして定着化を図ることで、科学・技術に興味・関心のある人から、普段は科学イベントにあまり参加しない人まで、幅広い層が科学・技術を楽しむことができる場を地域に創出していく。

ステップ⑥ お互いに応援し合うコミュニティへ

 各主体の取組みについて、各主体や市民がお互いに応援し合ったり、表彰し合えるしくみ(サイエンスデイAWARD等)をつくることで、相互理解を深めながら、誰もが主体的に科学に参加できるような、持続可能な『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』の構築を目指していく。

今年の新しいポイント

皆様からのご要望・ご意見などを反映した、今年の新しいポイントは下記の通りです。

 イベントの大規模化(出展者・参加者数の増大)に伴い、来場者に対してより適確に情報が伝わることや運営がよりスムーズになることが高次元で求められるようになるため、今年はさらにイベントのしくみ自体をシンプル・合理的に改善していくとともに当日案内パンフレット等の当日案内情報の充実化を図ります(参照:出展概要、スケジュール)。

 本イベント事前登録時に参加者が会員登録できる仕組みをつくることで(2011年は約2,000人の参加者が事前登録を行った)、本イベント終了後も、地域で開催されている各主体の取組み(一般公開や市民向け講座等)を直接的・継続的に市民へ情報発信できる環境を整えます。

開催概要

名  称
①学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2012
②サイエンスデイAWARD2012表彰式・交流パーティー
日  時
①2012年7月15日(日) 9:00~16:00
②2012年7月27日(金) 午後を予定
会  場
①東北大学川内北キャンパス 講義棟 (宮城県仙台市青葉区川内41)
②東北大学片平さくらホール(宮城県仙台市青葉区片平2-1-1)
主  催
特定非営利活動法人 natural science (2007年6月設立)
共  催
東北大学、独立行政法人産業技術総合研究所東北センター
後  援
宮城県、仙台市、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、東北経済産業局、 仙台市PTA協議会、東北学院大学、東北工業大学、社団法人東北経済連合会、 公益財団法人東北活性化研究センター、社団法人日本技術士会東北支部、 社団法人みやぎ工業会、社団法人発明協会宮城県支部、宮城県中小企業団体中央会、 仙台管区気象台、独立行政法人理化学研究所、仙台高等専門学校、仙台商工会議所、河北新報社、 NHK仙台放送局、東北放送、東日本放送、仙台放送、ミヤギテレビ、DateFM、 読売新聞東北総局、産経新聞社東北総局、朝日新聞仙台総局、毎日新聞仙台支局、 日刊工業新聞仙台総局、時事通信社仙台支社、共同通信社仙台支社
入 場 料
無料
来場対象
こどもからおとなまでどなたでも
来場見込
約6,000人(2012年実績:約5,800人)
出展費用
無料(ただし出展に関わるその他の費用はご負担下さい)
出展募集
約80プログラム
お問合せ
特定非営利活動法人 natural science 事務局 大草芳江
〒980-0023 仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル3階 Five Bridge 内
Tel.022-721-2035
URL http://www.natural-science.or.jp/
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備  考
本事業は、独立行政法人科学技術振興機構の平成24年度科学技術コミュニケーション推進事業「活動実施支援」を受けて実施しています

応援メッセージ

掲載順序は到着順です

宮城県知事 村井 嘉浩 さん

 『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2012』の御開催、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。私たちの身の回りにあるモノや現象は、当たり前に存在するものとして見聞きしてしまいがちですが、その成り立ちにはいくつかのプロセスがあります。普段の生活の中では、そのプロセスを確認することは難しいかもしれませんが、このイベントでは、県内の優秀な大学・研究機関、関連企業の皆さんの御協力の下、プロセスを五感で体験できる場を提供していただくと伺っており、子どもから大人までが楽しみながら、科学や技術を身近に感じられる絶好の機会であると思います。この体験を通して、皆さんが「なぜ?」「どうして?」と感じている疑問が解決するかもしれません。さて、本県は、昨年3月に発生した東日本大震災により甚大な被害を受け、その爪痕はまだ大きく残っています。復興に向けた取組ははじまったばかりですが、このイベントに多くの企業様や県民の皆さんが参加され、宮城、東北を元気にするイベントになるとともに、科学の力が復興の原動力になることを期待します。

仙台市教育委員会 教育長 青沼 一民 さん

 このたびの『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2012』のご開催は誠に意義深く、心よりお祝い申し上げます。私たちの街「仙台・宮城」は、世界中から心のこもった温かな応援をたくさんいただきながら、まさに東日本大震災からの復興へと歩み始めたところです。本市では、現在もなお他校の校舎や仮設校舎で授業を行っている小・中学校があります。今回の参加者の中にもいろいろな制約の中で、たくましく学んでいる小・中学生がいることと思います。これから仙台・宮城の復興の担い手となる小・中学生のみなさん、自然と人間が共生していくときに科学技術の発達は大変重要な意義があります。この企画はふだんなかなか見られない科学・技術のプロセスを五感で体感できる絶好の機会です。さらに、その一つ一つの講座プログラムを開発した地域の大学・研究機関・企業等の研究者や技術者の皆さんにも接することができる機会でもあります。みなさんの希望の苗を大きく育てていってほしいと願っています。その姿に多くの方々が励まされ、故郷復興の歩みを進めることでしょう。がんばれ!仙台・宮城の子どもたち

経済産業省 東北経済産業局長 豊國 浩治 さん

 今年も『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』開催に向けての活動がスタートしました。昨年に続いてメッセージということですので、今年は「理科系になろう」という言葉を贈ります。自分は文科系ですが、それでも理科系を勧めるのは、2つの理由があります。社会は文科系、理科系さまざまな人たちで成り立っていますし、それぞれの人が役割を果たしています。でも文科系の学問分野である法律や経済だけで社会を豊かにすることは出来ないのです。社会を豊かにしていくためにはどうしても、科学の力、理科系の力が必要です。そんな重要な仕事に携わる理科系の人は本当に素晴らしいと思います。理科系を勧めるもう一つの理由は、理科系から文科系になるのは簡単だからです。けれども一度理科系の勉強をあきらめてしまうと、理科系には戻れません。理科系になるには算数や理科が大事です。勉強には我慢と忍耐が付きものですが、学ぶ楽しさや喜びもたくさんあります。仙台・宮城の皆さん、理科系を目指して頑張りましょう。

社団法人 東北経済連合会 会長 高橋 宏明 さん

 東北地域では、東北大学の技術をベースに、戦前では東北金属工業(現NECトーキン)、東洋刃物、本山製作所、さらに戦後も通研電気工業が設立され、現在に至るまで、東北の経済を牽引する役割を果たしてきております。今、東北が直面している東日本大震災からの産業復興を成し遂げるためにも、ライバルであるアジア諸国の先を行く技術力の確保など、単なる復旧ではなく、科学技術をベースに創造的な復興を遂げることが極めて重要です。そのためにも、科学技術に対する理解を深める機会をつくることが大切なことになります。『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』は、「科学って、そもそもなんだろう?」という基本に立ち返り、科学や技術の背景にある"人"や"プロセス"を自らの五感で体験する場であります。次世代を担う子供たちに科学の面白さを体験してもらう良い機会です。ぜひたくさんの方々が参加し、盛会に開催されることを祈念して、私のメッセージと致します。

独立行政法人 産業技術総合研究所東北センター所長 原田 晃 さん

 寒かった冬もようやく終わり、暖かい良い季節になってきました。今年も『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』の準備が始まりました。昨年の東日本大震災から立ち直るため、今年は「復興元年」と位置付けられて多くの活動が行われています。「復興」のためには、新しい知識を総動員して、これまでにはない社会システムを築き上げていくことも必要になってきていると思います。震災とそれに続いた事故から、技術に対する不信感が生まれてしまいました。しかし、新たな社会システムを構築していくためには様々な技術革新が必要ですし、それを支える科学の力が重要になってくると思います。よりよい社会を作っていくために、ひとりひとりの科学の力を培って行くことが大切ですし、『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』はそのきっかけになる良い場です。皆さんで、楽しい、有意義な催し物にしていきましょう。

仙台市科学館 館長 石井 鉄雄 さん

 私たちは、毎日、さまざまな科学・技術の恩恵を受けながら暮らしていますが、科学・技術が高度に発達し便利になった半面で、私たちの身近にある科学が見えにくく、また当たり前になってしまって、そこにどんな原理ガ活かされ、応用されているのか、といったことを考える機会もなくなってきているように感じられます。現代の高度な科学も、学校で学習するような理科、科学を基礎にして成り立っているわけですが、そのつながりは遠く感じられ、科学が本来持っているはずの面白さ、不思議さが感じられにくくなっているように思います。このような中で、「科学や技術のプロセスを五感で感じられる場」を提供する「学都「仙台・宮城」サイエンスデイ」は、第一線の研究者・技術者の方々が体験・講座のプログラムを持ち寄り、これを通して市民の皆さんが直接最新の科学・技術の面白さ、興味深さに触れることができる貴重な取り組みです。仙台市科学館は、これからもこの活動を精一杯応援してまいります。

仙台市天文台 台長 土佐 誠 さん

 『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2012』のご開催おめでとうございます。私にとって科学とは自然界の疑問や謎を見つけ、自分で考えたり試して疑問や謎を解くプロセス・体験です。これはサイエンスデイの趣旨「科学のプロセスを五感で体験」とぴったり一致します。もし、皆さんがサイエンスデイで科学のプロセスを知り、身のまわりの謎や疑問を解いてみたいと思ったら、毎日がサイエンスデイになり、今まで以上に自然が身近になります。会場の東北大学川内北キャンパスは自然豊かな美しい場所ですが、私にとっては、むかし天文学者を目指して科学の勉強を始めた場所で、学都「仙台・宮城」の中心・原点です。サイエンスデイに参加して実験やデモンストレーションあるいは展示を見ていると、今でも新しい発見があり、科学の奥深さを実感します。ぜひ皆さんもそれぞれの科学を見つけ、自然をより身近なものにしてください。

東北大学大学院文学研究科教授(科学哲学者) 野家 啓一 さん

 東日本大震災とそれに続く東京電力福島原発事故は、私たちの科学観や自然観を根底から揺さぶり、科学と科学者に対する「信頼の危機」を引き起こしました。巨大化した科学技術は、必ず何らかの「社会的リスク」を伴います。リスクを回避あるいは縮減するためには、放射能汚染の被害を受けた地域住民がみずから放射線量を測定し始めたように、何事も「専門家任せ」にすることなく、安全・安心を実現するために自分たちの手で科学技術の「シヴィリアン・コントロール」を進めることが必要です。そのためにも、私たちは科学の楽しさや面白さだけでなく、その不確実性や危険性をも含めて、最低限の「科学リテラシー」(読み書き能力)を身に着けねばなりません。このサイエンス・デイの試みが、その出発点となることを期待しています。

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