サイエンスデイAWARDとは
「サイエンスデイAWARD2012 表彰式・交流パーティー」のようす=東北大学片平さくらホール
『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』では、あなたが”よい”と思った出展プログラムに対して、自分の賞をつくって表彰する取組み「サイエンスデイAWARD」を昨年度から行なっています(サイエンスデイAWARDの趣旨はこちら)。
一般的な科学や技術のコンクールは、その成果を評価します。しかしサイエンスデイAWARDは、その結果に至るまでの”プロセス”が、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資するか、すなわち、科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢といった視点から評価します。
表彰式では、賞創設者から受賞者に対 して、賞状と授賞理由、副賞が贈られました
”よい”科学や技術とは、そもそも何か?そこには、さまざまな視点があります。そこで、サイエンスデイAWARDでは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体を問わず誰でも賞を創設できることとし、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を審査会場とするなど、開かれた審査を行いました。
計34の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などが賞創設
「おどろいたで賞」を創設した小学校6年の平塚薫君も会場に駆けつけてくれました
今年の「サイエンスデイAWARD」では、昨年度(25個人・団体)を上回る、計34の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などが、計37 賞をつくりました(創設された賞一覧はこちら)。
審査結果は、7月27日(金)に東北大学片平さくらホールで開催した『サイエンスデイAWARD2012表彰式・交流パーティー』にて発表されました。当日は、会場いっぱいとなる約140名を超える多くの方にご出席を賜りました。
表彰式での受賞者のコメント
今年は計22団体が受賞し、そのうち一冠受賞が14団体、二冠受賞が5団体、三冠受賞が1団体、四冠受賞が1団体、六冠受賞が1団体ありました(受賞結果と受賞者コメントの一覧はこちら)。表彰式では、賞創設者から受賞者に対して、一人ひとり、賞状と授賞理由、副賞が贈られました。
交流パーティー
交流パーティーのようす
表彰式に続いて開催された交流パーティーでは、賞創設者と受賞者による、既存の枠組みを超えた交流が行われました。サイエンス・デイは、大学や研究機関、企業や官公庁など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんにも、この機会に様々な方との交流を深めていただきました。
大学や研究機関、企業や官公庁など、サイエンスデイに関係する様々な人と交流する中高生たち
”よい”科学や技術とは、そもそも何か。サイエンスデイAWARDは、参加する一人ひとりがそれを考え、自由に提案することを通じて、「知的好奇心がもたらす心豊かな社会」を模索し創造する場となることを、これからもめざしていきます。最後になりましたが、ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。引き続き、皆様のご支援の程よろしくお願い申しあげます。
集合写真
サイエンスデイAWARD2012表彰式・交流パーティー 開催概要
日時 | 2012年7月27日(金)14:30~17:00表彰式、17:00~19:00交流パーティー |
会場 | 東北大学片平さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1)1階・2階 |
主催 | 特定非営利活動法人 natural science |
共催 | 東北大学、産業技術総合研究所東北センター |
会費 | お一人2,000円(交流パーティー実費として。中高生は無料招待) |
式次第 |
第1部(14:30~17:00):サイエンスデイAWARD 表彰式(於:2階会議室) 14:30~ 開会の挨拶 :主催者挨拶(特定非営利活動法人 natural science大草芳江) :共催者挨拶(東北大学 理事 数井寛さん) :共催者挨拶(産業技術総合研究所東北センター 所長 原田晃さん) 14:45~ 表彰式(34個人・団体から計37賞) 16:50~ 閉会の挨拶(特定非営利活動法人 natural science 大草芳江) 第2部(17:00~19:00):サイエンスデイAWARD 交流パーティー(於:1階ホール) :開会の挨拶(東北大学 副学長 青木孝文さん) :乾杯の挨拶(仙台高等専門学校 校長 内田龍男さん) :コメント①(宮城県産業技術総合センター 所長 伊藤努さん) :コメント②(宮城県仙台第二高等学校 校長 渡邊幸雄さん) :コメント③(東北学院榴ケ岡高等学校 校長 湯本良次さん) :中締の挨拶(東北大学GCOEプログラム「変動地球惑星学の統合教育研究拠点」拠点リーダー 大谷栄治さん) |