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2025出展プログラム

古代人が顔を映した? あなたなら銅鏡をどう調べる?

出展団体
東北大学金属材料研究所 新知創造学際ハブ推進室
対  象
こどもから~大人まで
会  場
準備中
申  込
申込不要
内  容
私たちは金属材料研究所で活動する、文系と理系の融合を考えるプロジェクト「新知創造学際ハブ」のメンバーです。金属材料研究所というと、金属の専門家?と思われるかもしれませんが、材料の専門家、つまり材料科学者の集団です。中身はどうなってるの? 何でできているの? もっとすごいものを作るにはどんな材料がいいの? など、日々、さまざまな材料にまつわる研究をしています。



【銅鏡コーナー】
銅鏡の実物を見たり触ったりしながら、銅鏡の説明を聞きましょう。本当に鏡として使えたの? どうやって磨いたの? どうして黒っぽい金属で作ったの? 不思議に思うことや、もっと知りたいことが出てくるかもしれません。考古学者が銅鏡について知りたいことと、材料科学者が知りたいことはどう違うか、比べてみても面白いかもしれません。

【実験の準備をしよう】
銅鏡は一つしかないので、銅鏡の代わりに銀色のメダルを用意しました。この試料を1点借りて、自分だけの実験をしてみましょう。試料を借りるときには実験の計画を立てます。自分が何を知りたいか、そのためには何を測りたいか書きましょう。



銀色のメダルは実験のためにカットしたので、中身が見えます。こちらはカットのようすの動画です。
YouTube あなたならどう調べる? ~「銀のメダル」ワイヤーカット編~
https://youtu.be/Tw7HApwR84E



【実験コーナー】
ルーペや顕微鏡、長さや質量を測る道具、電気の通りやすさを測る道具などが準備されています。自分の実験計画に必要な道具を選んで、メダルを調べてみましょう。

【会場には持っていけない実験装置のコーナー】
この銅鏡は、研究者が研究している途中です。 文化財などでは、壊したり傷つけたりできないものもたくさんあります。そんな場合に内部を調べるためのさまざまな方法を紹介します。 これまでに、電子顕微鏡とX線分析装置を使って行った実験の動画を紹介します。
YouTube 古代人が顔を映した? あなたなら銅鏡をどう調べる? 会場には持って行けないSEM-EDS編~
https://youtu.be/bdblGhj0_-U



【銅鏡はこれからどうなる?】
この銅鏡は、この後もいろいろな実験が計画されています。どう分析されて、どんなことが分かったか気になる人は、10月11日(土)に青葉区片平で開催される「きんけん一般公開」学際ハブのブースにも来てください。続きをお知らせします。

 

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