団体詳細
- 出展内容 (2)
- AWARD受賞 (1)
- AWARD創設 (0)
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2024年
- 審査基準
- 文系と理系の区別はよく考えるとわからないもの。数学を使うのが理系というなら経済学は理系でしょうか。人間を扱うのが文系というなら医学は文系になります。サイエンスは理系のもの、という考えをちょっと捨て、文系テーマをサイエンスしてみませんか?理系テーマを文系のセンスで考えてみませんか?そんな文と理の垣根をちょっとでも超えようとした発表を褒め称えたいと思います。
- 副 賞
- みんなで「おかき」を食べて、これからも文系と理系の「かきね」を取り除いてください。私お気に入りの「おかき」です。
- 授 賞
- VRで町の文化財を体験しよう!
公立大学法人宮城大学事業構想学群 - 授賞理由
- 仙台市の岩切、利府町の菅谷、七ヶ浜町の湊浜に残る摩崖仏(まがいぶつ:岩に彫られた仏像)三体を立体CGのVRで体験できる展示。VRで再現される仏像はとてもリアルで、サイズ感も十分体感できる。文字通り風化しつつある郷土資源を最新テクノロジーによって3D画像として記録する試みは、文理の垣根を取り払った新しい試みとして大きな可能性を感じさせるものである。一般参加のスマホ撮影による立体CG作成が実現したら,郷土資源への関心高揚に大いに貢献することだろう。楽しみである。
- 受賞者
コメント - この度は、「文理の垣根を取りま賞」に選んでいただきありがとうございます。大変光栄です。
私たちは現在、郷土資源のDX化を促進し、その活用法を模索しています。本出展では、一見サイエンスとはかかわりのなさそうな歴史や文化、今回は仏像を題材にすることで、歴史や文化という文系的側面と、サイエンスという理系的側面が融合していることを知ってもらいたいと考えました。
ところで、宮城県に穴のような古墳がたくさん残っていること、さらにそこに摩崖仏が彫られているということを知っている人はいるでしょうか?有名ではない小さな遺産も、地域の歴史や文化を伝える大切な宝です。しかしその多くは地域の人にすら知られることなく失われつつあります。
このような町の小さな歴史や文化に科学技術を利用すること、またそれにより科学にも歴史や文化にも興味を持ってもらえるよう今後も活動を発展させていきたいと思います。
- 創設したAWARDはありません